受賞者特別インタビュー

ストイックな姿勢と努力でプロの世界に生きる オリックス・バファローズ 糸井嘉男(いとい・よしお)選手/2013年度受賞

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写真:糸井嘉男選手

糸井 嘉男(いとい よしお)

1981年7月31日生まれ。父はトライアスロンの元選手、母はバレーボールの元国体選手というスポーツ一家に生まれ、小学生の頃に野球をはじめる。京都府立宮津高校、近畿大学を経て2003年にドラフト自由獲得枠で北海道日本ハムファイターズに入団。2006年、投手から外野手へと転向。俊足と強肩を武器に、走・攻・守で活躍を見せる。2013年、オリックス・バファローズへ移籍。2009年から5年連続で三井GG賞を受賞。

活躍の裏にある 三井GG賞への想い

—2013年にはWBCに出場し、2014年には8年ぶりに開催される日米野球に備え、“侍ジャパン”の先行メンバー6名に選出されました。

 日本代表として国を背負い、“負けたら終わり”という背水の陣で挑むため、こうした試合はシーズンとは別格の緊張感、責任感がありますね。特に、侍ジャパンの方は先行メンバーということで、チームを率いていく意識も持たなければと思っています。また、ミスをしてしまっても、気持ちを切り替えることが大事。大舞台でも失敗を恐れず、前向きな気持ちで挑みたいと思います。

—守備についているときは、どのようなことを意識していますか。

 ピッチャーを盛り立てるということでしょうか。「打たれた!」という打球を外野の守備でアウトにできると、ピッチャーは気持ちが乗ってくるものだと思うんです。常にバッターの特徴や自軍のピッチャーの癖や打たれ方も考えて、守備に臨むように意識しています。

—そういった想いを込めた渾身のプレーが、三井GG賞受賞の原動力になったのかもしれませんね。

 そうですね。はじめて受賞したときは本当にうれしかったです。最初は、自分とはまったく縁のない賞だと思っていたんです。日本ハム時代に外野手に転向した頃、新庄(剛志)さんや稲葉(篤紀)さん、(森本)稀哲さんは毎年のように三井GG賞を受賞されていました。「いいなぁ」とうらやましくもあり、憧れの賞でした。最近では三井GG賞の受賞は毎年必ず目標に掲げていますし、モチベーションアップにもつながっています。

 打率や打点、盗塁数とは違い、守備は数字による記録や評価が難しいんですよね。それでも、三井GG賞があるから、一試合ごと、一球ごとの守備に集中して頑張ることができる。特別な賞だと思っています。

—では、最後にプロ野球選手を目指す子どもたちへのメッセージをお願いします。

 自分自身、子どもの頃からずっと野球を続けてきました。他のスポーツをしている自分は想像できません。それだけ野球は素晴らしいスポーツなんだと、自信を持って言えますね。夢を持って、何かひとつ好きなことを見つけてそれを全うするために、地道に努力する姿勢を大切にしてください。自分も前進し続ける気持ちを忘れず、着実に成長していきたいと思います。

写真:糸井嘉男選手・吉田昌司さん

聞き手
三井住友建設 広報室 課長
吉田 昌司(よしだ まさし)さん

試合前のユニフォーム姿は、本物のスーパーマンのような迫力でした。そんな活躍する糸井選手からも、普段の練習が大事なんだと伺い、改めて基本の大切さを実感しました。今後の活躍からも目が離せません!

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