三井ゴールデン・グラブ野球教室

受賞選手特別インタビュー

人間万事塞翁が馬。逆境をチャンスに進み続ける 荻野貴司選手 (千葉ロッテマリーンズ/2021年度受賞)

現在36歳、千葉ロッテマリーンズ入団後13年間、外野手としてチームを支えてきた荻野貴司選手。
度重なるケガを乗り越えながら今もなお記録を更新し続けるベテランに、その強さの秘訣を伺った。(2022年8月24日実施)

(2022年8月24日インタビュー)

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快挙の裏には「基本」の徹底

— 荻野選手は、三井ゴールデン・グラブ賞をこれまでに2019年と2021年の2回受賞されています。守備を表彰する本賞について、ご自身の想いを教えてください。

素直に嬉しく思います。守備を評価されることで、自分がチームの勝利に貢献できているのかなと自信がつきました。賞を獲ることを目標に頑張ってきたというわけではありませんが、とにかく1試合でも多く出たいという気持ちで日々トレーニングを積み重ねてきた結果の受賞だと思っています。まだまだ足りないところも多いので、さらに上を目指して頑張っていきたいです。

— 2022年8月10日に1000安打を達成され、その翌日には史上4人目、球団初となるプロ入り後13年連続での二桁盗塁を達成されました。これまで最多安打や盗塁王、ベストナインや本賞の受賞も含め、「走・攻・守」でチームに貢献されている荻野選手ですが、プロとして試合で活躍し、結果を残すために普段から心掛けていることは何ですか。

コンディションを一定に保つために、睡眠やストレッチなど、本当に基本的なことを大切にしています。疲れを溜めないように、トレーナーさんの力も借りてその日の疲労はなるべくその日のうちに取ります。自分の場合、体の調子がメンタルに大きく影響するので、メンタル面の安定のためにも、体の調子の波を無くすことを意識しています。

荻野貴司選手
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