菊池 雄星投手・桑原 将志選手インタビューを公開しました。

三井ゴールデン・グラブ賞

三井ゴールデン・グラブ野球教室

選手インタビュー 〜表彰式インタビュー〜

写真:中島裕之(なかじま・ひろゆき)選手(2008年度受賞 / 埼玉西武ライオンズ)1982年7月31日生まれ。兵庫県出身。今シーズンは124試合に出場し、打率. 331を記録。守備でも三井ゴールデン・グラブ賞を初受賞するなど、攻守にわたる活躍を見せ、若きチームリーダーとして埼玉西武ライオンズの4年ぶり13回目の日本一に貢献した。ベストナインや北京五輪日本代表にも選出されるなど、充実のシーズンとなった。

第37回 三井ゴールデン・グラブ賞受賞

2008年度パ・リーグ遊撃手部門で初受賞した西武ライオンズ・中島裕之選手。日本シリーズでも活躍され、今後ますます期待が高まる中島選手に独占インタビューしました!

三井ゴールデン・グラブ賞は初めての受賞なんですね。

写真:中島 裕之選手

表彰式で、ゴールデングラブを受け取る中島選手

中島 初めてなんです。全く無縁だったですね。やっと内野手になってきたなと思っています。

今年は一年を振り返ってみて、いろいろなことがあったと思いますが、どんな一年でしたか。

中島 開幕してから終わるまで、オリンピックも経験させていただいて、日本シリーズもチャンピオンになるところまで戦わせてもらって嬉しいです。

その中で、オリンピックもそうだし、日本一もそうだし、自分自身で貢献できたというか、手応えはどう感じていますか。

中島 一年戦って、自分の成績も今までより良いし、チームも日本一になれて、良い一年だったなと思っています。

今年はバッティングよりも、守備の方が楽しくやってました

写真:中島 裕之選手

中島さんというと、本当にクリーンアップで、バッティングはもう誰も何も言うことがないという活躍でしたが。三井ゴールデン・グラブ賞は守備を見て投票で選ばれたということについて、守備にはどのような、守るということに関してはどのような思いがありますか。

中島 今まではあまり動きというか、そこまで分かっていなかったというか。去年の秋のキャンプから、コーチにみっちりついてもらい基本から練習しました。それによって動きが分かるようになりました。うまくできるようになるにつれて面白くなって、バッティングより守備の方が楽しくやってました。

中島さんから見て守備の面白さってどういうところですか。

写真:中島 裕之選手

中島 どんなボールがきても(今までだったらミスしていたところでも)余裕をもってアウトにできる。周りの状況を見ながら、捕球して送球して、いろいろなところが見えるようになったというところが、すごく良かったです。

この一年間本当にいろいろなことがあったと思いますが、守備に関することで、自分自身の中で一番印象に残っていることをお話しいただきたいのですが。

中島 北京オリンピックに行く時に、ヤクルトの宮本さんから「無理にやろうと思わず、一つアウトを取れば、それでいいから」と、「取れるアウトをきっちり取ればダブルプレーにならなくてもいいから」と言ってもらったことです。それで、オリンピックで守備についている時も気持ちが楽になって、余裕をもって守れるようになりました。

子供の頃は、「プロ野球」より自分でプレーすることに夢中でした

写真:中島 裕之選手

野球を始めたのは何歳の時ですか。

中島 中島選手:小学校3年生です。

その時から内野手ですか。

中島 プロ野球に入ってから内野手です。

野球を始めた頃、当然プロ野球も見ていたと思いますが、この賞も中島さんが生まれる随分前からあります。守っている選手、あるいはプロ野球選手の中で、「すごいプレーをするな」と憧れていた選手はいますか。

中島 野球はやっていましたが、プロ野球…。僕は兵庫県出身ですが、いつも阪神とどこかがやっているばかりだったので、あまり見ていませんでした。

常にあるものだった?

中島 いつも自分達で野球をしながら遊んでいたので、見に行ったりもしませんでした。

子供たちには、今自分が興味をもっていることをやり続けてほしい!

写真:中島 裕之選手

もともと高校まではピッチャーでしたね。プロに入って、先ずはファームで鍛えられている姿を何度も拝見しましたが、内野手として他のチームや先輩などで意識した選手はいましたか。

中島 小坂さん(当時ロッテ)や宮本さん(ヤクルト)の動きですか。小坂さんとは対戦していたので、自分が打った打球がセンターに抜けそうな時、打った瞬間はヒットになると思っていたのに、走っている最中に横から小坂さんが視界に入ってきて。あと少しで球を取られそうになったり、そして取られたりすると、ビックリしました。どういうふうに守っているのかなと思いました。また常に他のチームのショートとは限らず内野手の動きは攻撃している時に見ています。シートノックであっても。

その中から吸収したものは沢山あると思いますが、一番大事なもの、野手に共通しているものはありますか。

中島 共通しているものは分かりませんが、ボールを取るまでの間が早いことだと思います。ボールを取る時も取りやすいところに合わせて動いているから、良いプレーになるのだと思います。

中島さんのプレーを沢山見て、中島さんのようなショートになりたい!バッターになりたい!・・・と、思っている子どもたちに何かアドバイスはありますか。

中島 今はできなくても、毎日ずっとやり続ければうまくなる。だんだんできるようになるから続けて欲しいと思います。

例えば、どうしてもうまくいかないから諦めそうになっている子どもたちに…。

中島 野球だけじゃなく、今自分が興味をもってやっていることを、やめずに続けて欲しいですね。休んだりしてもいいし、遊んでもいいから、ずっと続けてたら、小さい時はできなくても、大きくなったら、だんだんできるようになるので!

来年もチームの優勝に貢献できるように頑張ります

写真:中島 裕之選手

中島さん自身は発展途上だと思いますか。

中島 バッティングもそうだし、守備も走塁も、どうやったらもっとうまくなるかなということを毎日探しながら、練習も試合中も常にそう思いながらやってます。

来年はどんな年にしたいですか。

中島 チームがまたチャンピオンになるように、僕自身も終わった時には今年以上の成績がついてきたらいいなと。チームが優勝するために貢献したいなと思っています!

日本シリーズの時に脇腹を痛めて、心配していた想いとか、今はどうですか。身体は?

中島 今は全然動かないようにして、ほとんど痛さはなく、普通に生活しています。

これからオフになって、身体を鍛えて、もう来年のスタートには大丈夫ですね。

中島 キャンプインも万全の態勢で動けるように、身体をつくっていこうと思っています。

もちろんライオンズのチームリーダーとしての活躍もありますが、ジャパンというのも視野に入っているかと思いますが、そのあたりはどうですか。

中島 選ばれたいというのが本音です。選んでもらえたら、どんな状況でもいいから試合に出してもらえるように頑張りたいです。

「三井」と聞くと、中学時代に練習していたグラウンドを思い出します!

「三井」という言葉に対してイメージはありますか。会社や三井ゴールデン・グラブ賞に対して。

中島 僕が中学時代に野球をやっていた時に、宝塚にある「三井」のグラウンドを使わせてもらっていました・・・今違ったらどうしようかと思って話していましたが、三井で良かった(笑)

あまり意識はなかったけど、つながりはあると。

中島 ゴールデン・グラブ賞(の三井)と一緒だなと思いました。

是非良いオフを過ごして、来年もご活躍を期待しております。どうもありがとうございました。

中島 ありがとうございました。

三井ゴールデン・グラブ賞は、三井グループ企業24社が提供しています。