三井ゴールデン・グラブ野球教室

受賞選手特別インタビュー

「野球が楽しい」が自分の原点。周りの声に流されず、自分の人生を切り拓く 岡本和真選手(読売ジャイアンツ/2022年度受賞)

2015年に読売ジャイアンツへ入団して以来、華々しい活躍を続け、巨人の主将そして不動の四番としてチームに貢献する岡本選手。結果を出し続けるための考え方や原動力など、その強さの秘訣を伺った。(2023年8月23日実施)

(2023年8月23日インタビュー)

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野球が楽しいという気持ちが原動力

— 岡本選手は、守備を表彰する三井ゴールデン・グラブ賞を2021年より2年連続で受賞されています。現在の気持ちをお聞かせください。

僕はどちらかというと守備の選手ではありませんが、やっぱり試合に出る以上はこの賞を目指していたので、選んでもらえてとても嬉しいです。また今年も受賞を目指して、自分のやれることをしっかりやろうと思います。

岡本和真選手

— 三塁の守備においてもチームに貢献されている岡本選手ですが、普段から守備について意識されていることや、その原点となったエピソードがあれば教えてください。

サードには強い打球が来るので、とにかくしっかり捕ることをイメージしています。送球をする場合も、サードは投げる距離が長く、送球ミスが多くなってくるので、足の運びや、投げる動作につなげられるような捕球姿勢が大切です。うまく投げられればアウトにできる可能性が高いという点を意識して動いています。僕が守備に真剣に取り組むようになったのは、元コーチの井端弘和さんに「守備はバッティングにもつながる」と言われたことがきっかけです。送球への動作なども、井端さんに教えてもらったことが自分のベースになっています。井端さんが去ってからは、古城茂幸コーチにもしっかりと指導いただきました。このお二人の影響が大きいですね。

— 守備の名手で目標にしている方はいますか?

同じ三塁手では村田修一さんにすごく憧れていました。グラブさばきと送球の精度が素晴らしかったです。

岡本和真選手

— プロとして活躍されてきたなかでは、ケガやスランプでうまくいかない時期もあったと思いますが、どのように乗り越えていますか?

自分の人生ですから、自分自身がやりたいようにやろうという気持ちでやっています。本当にたくさんの方々がさまざまなアドバイスをくださいますが、結局は自分でどうにかするしかない世界です。やっぱり好きなことを仕事にしているので、シンプルに野球が楽しいという気持ちが一番の原動力です。

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