三井ゴールデン・グラブ野球教室

受賞選手特別インタビュー

「野球が楽しい」が自分の原点。周りの声に流されず、自分の人生を切り拓く 岡本和真選手(読売ジャイアンツ/2022年度受賞)

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「今日の試合は今日しかできない」 プレッシャーを意識しすぎず、目の前に集中

— 2023年はWBC日本代表(侍ジャパン)のメンバーにも選出され、日本の3大会ぶりの優勝に大きく貢献されました。世界一を達成されるなかで良かったことや、結果を残すために心がけたことはありますか?

写真:岡本和真選手と松島佳奈さん

国際大会に参加したのは初めてで、先輩たちから「世界を経験した方が良い」と言ってもらっていた通りだと感じました。新しい知識なども得られましたし、一流の選手たちに囲まれて、皆で一丸となって戦ったのは本当に良い経験でした。

大一番や勝負どころに挑む際、緊張はしますが、できることというのはあまり変わりません。調子の良い時期でも打てない場合はありますから、変に意識しすぎず、「今日の試合は今日しかできない」という気持ちで目の前の一試合に集中し、悔いなく終わろうという気持ちで頑張っています。

— 最後に、プロ野球選手を目指す子どもたちや、野球以外にも夢に向かって取り組んでいる子どもたちに対してメッセージをお願いします。

長く続ける中ではしんどいこともあると思いますが、野球は楽しいものなので、初心を忘れずに、思い切ってやってもらいたいと思います。

岡本和真おかもとかずま

1996年生まれ。奈良県出身。小学1年生から野球を始め、智辯学園高等学校を卒業。2014年にドラフト1位で読売ジャイアンツへ入団し、ルーキーイヤーの2015年に一軍デビュー。2018年より四番となり、史上最年少で「3割30本100打点」を達成。今シーズンから第20代主将に就任。同年のWBCでも侍ジャパン優勝に大きく貢献。8月6日には史上9人目の6年連続30本塁打を達成した。

聞き手

写真:松島佳奈さん

松島まつしま佳奈かなさん
三井不動産 広報部 ブランド・マネジメントグループ

試合前にも関わらず、笑顔を交え和やかにお話いただきました。「野球が楽しいというのが原動力、好きなことを仕事にしている」というお話が印象的で、アスリートと会社員という異なる立場ではありますが、自身も「楽しい」や「好き」という気持ちを大切にしながら仕事に取り組んでいきたいと改めて感じることができた時間となりました!

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