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2024年度受賞選手が決定!
メジャーへの挑戦を経て、待望の日本球界復帰を果たした福留選手。その活躍は目覚ましく、今シーズンは守備率10割を記録、日米通算2000本安打達成も目前だ。打撃、守備とも卓越した技術を発揮する福留選手の強さの秘訣に迫った。
(2015年12月2日インタビュー)
—9年ぶり5回目となる三井ゴールデン・グラブ賞(以下、三井GG賞)受賞、おめでとうございます。日本球界への復帰後初の受賞となりましたが、今のお気持ちはいかがですか。
三井GG賞は、ぜひ手にしたいと思っている賞です。今回受賞することができて嬉しいですし、非常に安心したというのが正直な気持ちです。
—今シーズンは守備率10割を記録し、チームの勝利にも大いに貢献されました。守備においては、どんなことを意識してプレーされていますか。
ピッチャーが投げる前に、自分の次の動きをある程度予測しておきます。どんな状況でも、最低限自分がしなければならないことと、絶対にやってはいけないことは必ず頭のなかに描いておく。そうすることで、動き出しも早くなるんです。
—ルーキーの江越大賀選手がセンターで出場した際には、福留選手から駆け寄り、話をするシーンが多く見られました。
気付いたことがあれば、若手には自分から声をかけるようにしていますね。練習でノックを打ったり、ボールを捕って投げたりというのはあらかじめ決められたメニューで、相手の動きも予測できますよね。でも、本番で練習と同じことが起きるかはわかりません。だからこそ、ゲーム中でしかアドバイスできないことも多々ある。もちろん、誰でもミスはするものですが、それを引きずって小さくまとまってほしくはないんです。
写真提供:ベースボール・マガジン社
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