受賞選手特別インタビュー

“中心選手”という自覚を持ち、全力でチームをけん引する 秋山翔吾選手 (埼玉西武ライオンズ/2017年度受賞)

埼玉西武ライオンズに入団して8シーズン目を迎えた2018年、秋山選手は30才の節目を迎え、生え抜きの中心選手として、2008年以来のリーグ優勝の期待がかかるチームを引っ張る存在である。主にセンターとして 2013年と、2015年からは3年連続計4回の三井ゴールデン・グラブ賞に輝く守備の要。守備に対するこだわりと、野球に対する“覚悟”を聞いた。

(2018年8月18日インタビュー)

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まずは「試合に出続けること」そして「チームが勝利すること」

— 三井ゴールデン・グラブ賞(以下、三井GG賞)の常連となっている秋山選手。改めて、昨年度の受賞おめでとうございます。毎年安定して活躍されるため、どのようなことを心がけているのでしょうか。

ありがとうございます。やはりいつも心に留めていることは、とにかく「試合に出続けること」です。ケガに気を付け、成績を保ち、試合で使ってもらえるように準備を積み重ねています。

— チームの中心選手として周りを引っ張っていく上で、意識されていることはありますか?

チームを盛り上げていくために、自分の調子が良い時も悪い時も、変わらずに声を出すことを心がけています。プロなので個人成績も気になりますが、まずチームが勝てないと意味がない。特にライオンズは「選手一人ひとりの能力は高い」と言われながらも最近はなかなか優勝できなかったので、他の選手たちともコミュニケーションをとって、チームの士気を高めるようにしています。

秋山翔吾選手

— これまでには苦しい場面にも多く直面してきたことと思います。逆境の乗り越え方、メンタル面を整える秘訣などを教えてください。

正直、いまだに守備はいつも緊張の連続です。バッティングは、打てる時・打てない時があって仕方がない部分もありますが、守備は常に“100%”が求められますから。きちんと守って当たり前なので、常に怖いですね。毎回腹をくくって、「やるしかない」という気持ちでフィールドに向かっています。
守備については、プロで初めていただいた表彰が三井GG賞で、守備を評価してもらえたことはモチベーションになっていて、気持ちをすごく高めてくれる。これだけは他の選手には譲れない、という意地もありますしね。今でこそバッティング面でも注目していただけるようになりましたが、自分が生き残っていくためには守備が一番重要でした。連日試合がある中で、自分の守備を見ていただき、数字には表せない部分も評価してくださり、何度経験しても受賞の喜びはひとしおです。

— 守備において欠かせないグラブですが、とても使い込んでいるようですね。?

多くの選手はシーズンごとにグラブを交換しますが、このグラブはまだ二代目。実は、プロに入ってから1回しかグラブを替えていないんです。前のグラブも穴があくまで使い倒しました。グラブは使えば使うほど自分の手になじんでベストな状態になるので、もったいなくてなかなか「世代交代」できない。メーカーさんから毎年新しいモデルを提供していただくんですが、あまりにも使わなさ過ぎて、申し訳なく思っています(笑)。

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三井ゴールデン・グラブ賞は、三井グループ企業が提供しています。