受賞選手特別インタビュー

中心選手”という自覚を持ち、全力でチームをけん引する 秋山翔吾選手 (埼玉西武ライオンズ/2017年度受賞)

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引退する日までレギュラーで納得できるプレーを続けたい

— 秋山選手が、野球人生でもっとも影響を受けた方はどなたでしょう。

小学校の時に亡くなった父です。野球好きで、私を将来野球選手にしたいと思っていたようで、物心ついたときには当たり前のように野球が身近にありました。父の存在は自分の中でとても大きかったですね。

— 秋山選手は社会貢献活動の一環として、ひとり親家庭のご家族をライオンズの試合に招待するという取り組みをされています。

ひとり親で働いていると、どうしても子どもと一緒にいる時間は少なくなってしまいます。自分もそうでしたが、そうした家庭では、自分たちで野球を見に行くという機会を企画するのは難しい。経済的・時間的に余裕もないなかで、こうした機会を提供できることで、野球を見ながら会話をしてもらって、家庭が明るくなって、楽しい想い出を作ってもらえたらと思って取り組んでいます。「また行きたいね」と思ってもらえたら嬉しいですね。選手としても、招待したからには試合に出て見てもらいたいと思いますから、使命感も生まれる。だから若い選手たちとも一緒にやっていけたらと考えています。

写真:秋山翔吾選手・二川直和さん

— これからの目標や、将来のビジョンはどのようにお考えですか。

引退するその日まで、レギュラーで活躍し続ける選手でいたいと思います。チームの状況や、自分の置かれている立場などで、納得できなくても辞めないといけないというのではなく、「もう自分のプレーができない、限界なので辞めます」と言えるような成績を残して、引退を選べる選手になりたい、というのが目標ですね。ですから、身体の準備でも、今だけ良ければいいということではなく、大変でも今やらなければいけないことにも取り組んでいます。

— 秋山選手にあこがれる子どもたちへ、一言メッセージをお願いします。

何かひとつでいいので、他の人に負けない自分だけの“武器”を見つけてほしいですね。肩の強さでも、脚や球のスピードでもいい。「これだけは負けない」というものがある選手は強いです。もちろん、ケガをしない強い身体も大事な武器になります!毎日少しずつでいいので、他人よりも努力することを心がけて頑張ってください。

写真:秋山翔吾選手・二川直和さん

秋山翔吾あきやましょうご

1988年4月16日生まれ。神奈川県横須賀市出身。野球好きだった父の影響で2歳から野球を始め、横浜創学館高校・八戸大学を経て、2010年にドラフト3位で埼玉西武ライオンズに入団。2015年はシーズン216安打でNPB記録を塗り替え、最多安打受賞。2017年は最多安打に加え首位打者、ベストナインなど各タイトルを総なめにする活躍。

聞き手

写真:二川直和さん

二川ふたかわ直和なおとさん
デンカ CSR・広報室

秋山選手と私は歳も近く、互いに組織の中で中堅を担うなど重なる部分がありました。しかし、秋山選手の自身が果たすべき役割に対する考えの深さ、覚悟の強さは、トッププロだけに非常にレベルが高く、私も見習わなければならないと痛感しました。このような気づきを得られる機会をいただき、とても感謝しています。

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