表彰式インタビュー

ひたむきに努力を重ね“甲斐キャノン”の名に恥じぬ活躍を

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「ここ一番」という大勝負ではピッチャーの心理を優先に

—プロ野球選手として毎年連続で活躍し、結果を出し続けるために心掛けていることは何ですか。

やはり試合までの万全な準備、それに尽きます。試合中に緊張したり、不安になったりすることももちろんありますが、ネガティブな気持ちを打ち消せるのは「練習量」しかありません。「ここまでやってきたのだから大丈夫」と自分を信じられるくらい、ひたむきに努力する。納得できるまで準備していれば、ミスをしても再び前を向けるものです。

—ケガやスランプなどの苦しい時期は、どうやって乗り越えましたか。

心身ともに苦しい時に支えとなってくれたのは母の存在です。私は育成選手からのスタートだったこともあり、ずいぶん心配もかけたと思いますが、いつも見守ってくれた母には感謝の気持ちしかありません。困難な時期があったからこそ、今の自分の環境に慣れてしまってはいけないとも思います。初心を忘れないことが何より大事です。

—甲斐選手は捕手というポジション柄、「ここ一番」という大勝負を何度も経験していることと思います。プレッシャーがかかる場面での判断のコツはありますか。

コースや球種について“二択”を迫られる場面では、自分の考えよりもピッチャーの心理を優先させるようにしています。今ピッチャーは何を思い、何を感じているのか。大事な局面になればなるほど、ピッチャーの心に寄り添い一緒に乗り越えるようにしています。

表彰式でトロフィーを受け取る甲斐選手

表彰式でトロフィーを受け取る甲斐選手

—来季の目標を教えてください。

今シーズンは日本一にこそなれましたが、レギュラーシーズンだけ見れば結果は2位。キャッチャーとして責任を感じましたし、悔しい気持ちが残るシーズンでしたので、来季は絶対にリーグ優勝を果たしたいです。もっともっと力をつけて、ホークスの正捕手の座を守り続け、さらには“強いホークス”の位置づけを確固たるものにしていきたいです。

—最後に大勢のファンの子どもたちへメッセージをお願いします。

野球じゃなくとも、何か自分の好きなもの、夢中になれることを見つけてほしいですね。「これだ」というものが見つかったら、全力で取り組んでほしい。まずは「好き」と思える気持ちが一番大切です!

甲斐選手と入野竜郎さん

甲斐 拓也 かい たくや

1992年11月5日生まれ。大分県大分市出身。小学校1年生の時に3歳上の兄の影響で野球を始め、2010年ドラフトにて、福岡ソフトバンクホークスに育成6位指名を受ける。2014年からは毎年開幕一軍の座を射止め、2017年、2018年は2年連続で三井ゴールデン・グラブ賞を受賞。鋭い送球で盗塁を刺すプレーからついた愛称は「甲斐キャノン」。

聞き手

入野 竜郎 いりの たつろう さん
三井不動産 広報部
ブランド・マネジメントグループ
オリンピック・パラリンピックチーム

甲斐選手の迫力溢れるプレー姿とは対照的な謙虚な人柄が印象的で、ますますファンになりました。「いろんな場面を想定して、自分で納得できるまで準備する」、スポーツに限らず通じる大事な姿勢を再認識させられました。

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三井ゴールデン・グラブ賞は、三井グループ企業が提供しています。