三井ゴールデン・グラブ野球教室

選手インタビュー 特別対談

特別対談 王貞治氏、小野澤康夫氏

100回目を目指して

写真:王貞治氏 小野澤康夫氏

王会長:この賞が50年続いたことで、野球の見方も、選手たちの取り組みも変わりました。昔は、守備を見る楽しさというのは意識していなかったと思います。でも、今は守備も含めた「投攻守」をファンは見に来ているんです。

小野澤委員長:おっしゃるとおりですね。守備の魅力を楽しみに見る方の意識も高まっていると思います。守備の価値を高めるという意味でこの三井ゴールデン・グラブ賞を継続していくことで野球界に貢献していきたいと思います。この賞がどんどん魅力的な、憧れのものになって、それを目指して、これからの世代も守備を磨いていくという仕組みになっていくことを願っています。

王会長:ここまでの50年は大変だったと思いますが、皆が受け入れているから50年続いているわけです。選手たちには、とても魅力のある賞だと思いますし、大きな目標にして腕を磨いてほしい。守備の重要さをより知らしめていただきながら、100回に向かって頑張ってほしいですね。

小野澤委員長:王さんにご協力いただいている三井ゴールデン・グラブ野球教室や、リトルリーグへの支援など、三井広報委員会は野球に取り組む子どもたちの夢を応援していきたいと考えています。そうした子どもたちのためになる活動が広がって、野球界の方々にも利用していただいて、我々の想いも広がっていくことにつながれば、一番ありがたいと思います。

王会長:我々からすれば、そうした場を作っていただける、支えていただけることは非常に心強いこと。賞が50年間も続いているのは、三井グループの組織がしっかりしているからこそでしょう。これからもより力強く見守り、支えていただきたいと思います。

三井ゴールデン・グラブ賞は、三井グループ企業24社が提供しています。