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三井ゴールデン・グラブ野球教室

表彰式インタビュー

目標に向けて真っすぐに 諦めなかったから夢がかなった

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目標を諦めず日々の積み重ねを丁寧に 自ら緊張を解きほぐすことも大切

─日頃から結果を出すための準備やケアについて、どのようなことを意識していますか?

評価の対象となるのは結果や数字ですが、そのために何ができるかを試合前に考え、積み重ねていくことが大切です。たとえ思うような結果が出なくても、やるべきことをやったという自信があれば後悔はありません。上手くいかないときもありますが、次に向けてしっかり準備すれば良い。そうして気持ちを切り替えるようにしています。

また、ずっと緊張状態も良くないので、オンとオフの切り替えも大切にしています。移動中は野球のことを考えますが、帰宅すると野球のことから離れるようにしていますね。お風呂でゆっくりしたり、音楽を聴いたりして、「無」になれる環境づくりを心がけています。

─今年は本当にプレッシャーのかかる場面が多かったのではないかと思いますが、吉川選手がプレッシャーに打ち勝つ秘訣は何ですか?

今シーズン前半は思うように打てないこともありましたが、交流戦あたりからは気負わずシンプルに打席に立つことを意識しました。そうすると、自然とランナーを返せるようになったんです。もちろん、プレッシャーを感じる場面もありますが、力を抜いて試合に臨むことも大事だなと、改めて実感しましたね。

─今シーズンから阿部慎之助監督に代わりましたが、吉川選手から見てどのような方なのでしょうか。

阿部監督だからこそ、このように試合に出場することができたと思いますし、感謝の気持ちでいっぱいです。チーム全体が良い雰囲気で野球に取り組める環境を作ってくださり、素晴らしいシーズンを過ごすことができました。選手全員が優勝したいという強い気持ちを持てるような、素晴らしい監督だと感じています。

吉川尚輝選手と山田絵里生さん

─今シーズンは、読売ジャイアンツが4年ぶり39回目のリーグ優勝を達成しました。来シーズンに向けての抱負をお願いします。

来シーズンもまずはリーグ優勝を目指して頑張りたいと思います。そしてCSを勝ち抜き、日本シリーズでも勝利して、ファンの皆様と一緒に喜びを分かち合えたらなと思います。

─最後に、読者やプロ野球選手を目指す子どもたちにメッセージをお願いします。

諦めないことが最も大切だと伝えたいです。僕自身もこれまでに何度か野球を辞めようと思ったことがありましたが、「もしかしたらプロ野球選手になれるかもしれない」という気持ちを持ち続けてきました。そのうちに、実際に僕の名前を新聞に掲載していただけるなど、「諦めなくて良かったな」と思うことがどんどん出てくるようになりました。

プロ入り後は、怪我で心が折れそうなときもありましたが、「また一軍で活躍するぞ」という目標を持ち続け、諦めずにいたことでここまで続けてこられたと思います。目標を持つこと、そして諦めないことが、必ず良い方向につながると信じています。ぜひ皆さんも目標を持って頑張ってください。

聞き手

山田 絵里生 ( やまだえりい ) さん
商船三井
コーポレートコミュニケーション部
コミュニケーション企画チーム

吉川選手は想像以上に優しく素敵な方でした。チームの雰囲気がとても良いというお話も伺えたので、来シーズンのご活躍も楽しみにしています!「夢を諦めないことが大切」という言葉が印象的で、私もその気持ちを大切にしながら日々を過ごしていきたいと思います。

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